2016-11-19
地球に季節ができる仕組みについて調べた
知識ゼロからの宇宙入門
amazon.co.jp
『知識ゼロからの宇宙入門』という本の中に「地球に季節がある理由」という章があったけど、ちゃんと理解するために追加でいくつか調べたのでその時の記録を残す。 他人向けに書いてないので、親切な内容にはなっていないと思う。
なぜ地球に季節があるのか
答え:太陽の照り方に差があるため。「差」というのは次の2つ。
- 日照時間
- 太陽の当たる角度
なぜ太陽の照り方に差が起こるのか
ではなぜ、日照角度や太陽の当たる角度に差が生まれるのか。
それは、地球が自転軸を約23.5度傾けて、太陽の周りを1年かけて回っていることによる。
起きていること
日照時間の違い
- 夏の頃は太陽が出ている時間が長い
- 反対に冬の頃は太陽が出ている時間が短い
- だから夏は暖かく、冬は寒い
※ 引用元:http://www.nipponhyojun.co.jp/search/rika/ri_17/
太陽の当たる角度の違い
- 夏至の太陽高度は78度。真上に近い。
- 冬至の太陽角度は31度。斜めから。
- 立春と立秋は54度。夏至と冬至の中間。
- 垂直に当たるほど暖かいため、夏は暖かく冬は寒い
※ 引用元:https://www.nipponhyojun.co.jp/search/rika/ri_21/cont2.html
補足とか調べたときの感想
- 自転軸の頂点にある北極では、夏は太陽が沈まず、冬は太陽が昇らない
- 赤道直下は自転軸の傾きの影響が少ないため、太陽がほぼ真上から当たる。そのため、年間を通して暑い。
- 太陽と地球との距離は四季の変化には関係ない。正確には、太陽と地球との距離より自転軸の傾きによる影響の方がずっと大きい。ちなみに、太陽と地球との距離が1番近くなるのは1月で、遠くなるのは7月(このことからも距離はほとんど関係ないことがわかる)。
- 23.5度という微妙な傾きのせいか、仕組みを理解しづらいときがあった。そういう時は、地軸の傾きがもっと大きいと仮定して極端に考えてみると理解しやすくなるかもしれない。
- 三球儀があると理解しやすそう(なぜかamazonで検索するとめっちゃ高いやつばっかり出てくる)
参考
<< 前の記事『話したくなる!つかえる物理』を読んだ
次の記事 >>初めてのスペイン旅行を楽しむためのスペイン基礎知識