Raycast でマッチするものが見つからなかったら Google 検索させる
※ 本記事の内容は Raycast version 1.70.3 で確認しています
Raycast には Fallback Commands という機能があり、 入力ワードにマッチするものが見つからなかったときに実行できるコマンドの候補を表示してくれます。
デフォルトでは Fallback Commands として多数のコマンド等が登録されているようですが、Google Search
のみ有効化してほかは無効化しておくと、次の画像のように表示されるので Google 検索に流しやすくなります。
Raycast で Manage Fallback Commands
と入力すると、Fallback Commands の設定画面が開きます。Fallback する優先順位をつけることもできるので、Google 検索以外も使う可能性がある方は優先度を考慮して残しておくと良いと思います。
余談: Google 検索に fallback したかった背景
Raycast には Quicklinks という機能があり、デフォルトで Google 検索を素早く行う設定 Search Google
が用意されています。
自分は、この機能に g
というエイリアスを設定しており、Raycast を立ち上げ g {検索ワード}
と入力することでブラウザで Google 検索を行えるようにしています。
しかし、キーワードを入力したあとになって、Google 検索したいと思うときが時々ありました。そのような場合、先頭に g
を入力しても Raycast は Search Google
に切り替わらないので、入力し直しとなってしまい少々面倒でした。
またそもそも、自分の Raycast の用途を洗い出してみると、行いたい操作のほとんどは特定のアプリを立ち上げるとか PC のスリープなど固定の文字列で実行できます。あまり使わないような不定な文字列を入力しているときのほとんどは Google 検索かファイル検索をしたいとき、と思われました。
頻度としては、ファイル検索よりも Google で検索したいときが多いと感じたので、一旦は Google 検索のみ fallback 候補として有効にすることにしてみた、という背景でした。